首席ソロコンサートマスター 森下 幸路
京都市生まれ。4歳よりヴァイオリンを始め、幼少を米国で過ごし、早くから才能を開花させた。
小林健次、田中千香士、江藤俊哉・アンジェラ夫妻、三善晃をはじめとする各氏に師事。桐朋学園 大学入学後、米国シンシナティ大学特別奨学生 としてドロシー・ディレー女史に学ぶ。 96年から「森下幸路10年シリーズ」と題したリサ イタルを東京文化会館と仙台でスタート、本年26 回目を終えた。97年にはスペイン、2011年より毎 夏に北ドイツ音楽祭、13年からたびたび台湾に 招かれ、14年にはガーク音楽祭(オーストリア)に も出演。15年にはセルビア、18年にはモスクワに 招かれ、マスタークラス、ノヴァヤ・オペラ劇場に 同管弦楽団と共演し絶賛を博した。18年、19年 には外山雄三ヴァイオリン協奏曲第1番と第2番 を作曲家自身の指揮により大阪交響楽団定期 演奏会で共演した。 2021年11月、モスクワでのリサイタル、サンクトペテルブルク・マリンスキー劇場において同オーケスト ラと共演。2000年まで仙台フィルハーモニー、現在は大阪交響楽団首席ソロコンサートマスター、 大阪音楽大学特任教授を務めている。CDは、外山雄三ヴァイオリンソナタを含む 「SPRING」、「esprit」(※共にレコード芸術誌特 選盤)「Moon Light」「Brahms ヴァイオリンソナ タ全集」「morgen<my favorites>」、「彩り< Couleur>」、「La vie」(ナミ・レコード)他多数。 ※使用楽器は将軍堂(株)(H.Hiruma)の貸与 Antonio Stradivari “Reichardt”, 1680