2021年度 名曲コンサート
名曲コンサート2021 座席表
名曲コンサート2021 座席表
名曲コンサート 座席表
第116回 名曲コンサート 古典の響き ~ハイドン&ベートーヴェン~
太田 弦 髙木 凜々子
2021年5月29日(土)
昼の部 13時30分開演/夜の部 17時00分開演
指 揮:太田 弦(正指揮者)
ヴァイオリン:髙木 凜々子
◆ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
◆ハイドン:交響曲第104番 ニ長調 Hob. I:104「ロンドン」
まずオープニングを飾るのが、当団正指揮者、太田弦がタクトを執りますコンサート。彼は第17回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で第2位および聴衆賞を受賞してから早や6年、今や若手指揮者の筆頭格として、数々のオーケストラの客演で成功しています。古典派の作品を並べた今回は、ハイドンの最後の交響曲『ロンドン』で真価を問います。前半はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。「ヴァイオリン協奏曲の王者」と呼ばれ、メンデルスゾーン・ブラームスの作品と共に「三大ヴァイオリン協奏曲」とも呼ばれる作品です。ソリストを務めるのは、2018年の第16回東京音楽コンクール第2位および、聴衆賞を受賞した髙木凜々子。彼女の凛としたスタイルで、ベートーヴェンの叙情豊かな気品溢れる演奏を期待できます。
太田弦写真(C)ai ueda
髙木 凜々子写真(C)Naoya Yamaguchi
第117回 名曲コンサート 古典の響き ~モーツァルト~
ガブリエル・フェルツ
2021年7月24日(土)
昼の部 13時30分開演/夜の部 17時00分開演
指 揮:ガブリエル・フェルツ
◆モーツァルト:交響曲 第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
◆モーツァルト:交響曲 第40番 ト短調 K.550
◆モーツァルト:交響曲 第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
大阪響ファンには既に定期演奏会の名演でおなじみの、ドルトムント市の音楽総監督およびドルトムント・フィルの首席指揮者、ベオグラード・フィルの首席指揮者を務めるドイツの指揮者、ガブリエル・フェルツが名曲コンサートに初登場します。2019年度の定期でのモーツァルトの交響曲第39番の快演は記憶に新しいところですが、今回のプログラムはその『続編』ともいうべきオール・モーツァルト・プログラムです。交響曲第38番『プラハ』、第40番、第41番『ジュピター』という後期の交響曲3曲を演奏します。ドイツでは「ティーレマンより重厚、アーノンクールよりも過激」と言われており、独特の解釈で大胆不敵な速いテンポで進めるモーツァルトは、エキサイティングな演奏が話題を呼ぶこと請け合い。驚くべき、そして恐るべき超個性的指揮者、ドイツの鬼才ガブリエル・フェルツの『新たな』モーツァルト像にぜひご期待ください。
曲目解説
助成:公益財団法人アフィニス文化財団
第118回 名曲コンサート 哀愁のスラヴの調べ
横山 奏 アンドレイ・ググニン
2021年8月29日(日)
昼の部 13時30分開演/夜の部 17時00分開演
指 揮: 横山 奏
ピアノ: アンドレイ・ググニン
◆ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
◆ドヴォルザーク:交響曲 第8番 ト長調 作品88
お客様にとって若手アーティストとの出会いは、新たな発見の時でしょう。今回は第18回東京国際音楽コンク-ル〈指揮〉で第2位および聴衆賞を受賞した横山奏が登場。2020年1月の第109回名曲コンサートで代役として急遽登場して鮮烈なデビューを飾った彼が再度登場して挑むのは、ドヴォルザークの交響曲第8番。そしてソリストは2016年シドニー国際コンクールで優勝して以来コンサートやレコーディングで情熱的な演奏を繰り広げるロシアの若手ピアニスト、アンドレイ・ググニンが登場してラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏する。スラヴの哀愁の調べを愉しみたい。
曲目解説
横山奏写真:(C)平舘平
アンドレイ・ググニン写真:by Anna Shlykova
第119回 名曲コンサート チャイコフスキー礼賛
大井 剛史 チェ・ヒョンロク
2021年11月3日(水・祝)
昼の部 13時30分開演/夜の部 17時00分開演
指 揮:大井 剛史
ピアノ:チェ・ヒョンロク
◆チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
◆チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74 「悲愴」
チャイコフスキーの名曲が並んだプログラムを指揮するのは実力派指揮者として手堅い評価を得る大井剛史。東京佼成ウインドオーケストラ正指揮者の彼が紡ぎだすチャイコフスキーの調べに期待大です。ソリストは第7回仙台国際音楽コンクールピアノ部門第1位を獲得した韓国出身のピアニスト、チェ・ヒョンロク。彼が本選で演奏したのがチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番で、その圧倒的な演奏で仙台の聴衆を沸かせた再現が大阪で実現する、非常に楽しみな公演です。
曲目解説
第120回 名曲コンサート 大阪交響楽団のニューイヤーコンサ-ト
オーラ・ルードナー
2022年1月9日(日)
昼の部 13時30分開演/夜の部 17時00分開演
指 揮:オーラ・ルードナー
◆ウィンナ・ワルツ、ポルカの数々
このシーズン最後は、ウィーンを中心に活躍するスウェーデン人指揮者、オーラ・ルードナーによる「ニューイヤー・コンサート」です。彼はウィーン・フォルクスオーパー交響楽団と良好な関係を続けており、ウィーンをはじめ世界各地で何度も共演していて、日本での公演にも同行経験もある、いわば『ウィンナ・ワルツ通』です。今回はヨハン・シュトラウスⅡ世の作品を中心に、ワルツやポルカの名曲の数々をお届けいたします。アンコールにはもちろんあの曲も!
曲目解説
チラシ
2021年度「名曲コンサート」第116~第120回
2021年度「名曲コンサート」第116~第120回
主 催/公益社団法人 大阪交響楽団
共 催/公益財団法人 堺市文化振興財団
特別協賛/大和ハウス工業株式会社
後 援/堺市
協 力/ザ・シンフォニーホール