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2019「定期」シェフからのメッセージ

 
 
第220回定期演奏会   6月20日(木)
シモーネ・メネセス
シモーネ・メネセス
シモーネ・メネセス

2019年6月20日(木)19時00分開演

 
 
大阪交響楽団の友人の皆さまへ
 
 はじめて日本を訪れ、大阪交響楽団とその素晴らしい楽団員の方々と共演できることを光栄に思います。日本の客席の皆さんは、洗練され、敬意に満ち、温かい聴衆と世界でも知られています。このオーケストラと目を瞠るべき楽員の方々、聴衆の皆さん、コンサート・ホール、信じがたいほど美しいと聞いてきた国と出会えることは私にとって大きな喜びです。
 
 今回のコンサート・プログラムは革新的です。序曲-協奏曲-交響曲という伝統的な構成はとらず、4つの新古典派の名作へと皆さんをお連れします。まるで4つの小さくて美しい庭園を訪れるようです。
 
 この4曲はいずれも世界大戦中の難しい時期、音楽でも美術でも新しい実験がどこでも盛んにおこなわれた時期に作曲されました。この時期、「古典派への回帰」を決めた人々たちがいました。彼らは抗争の絶えない世界の中で、美しさ、バランス、平穏さを備えた、自分自身の小さな古典的庭園を造ったのです。
 最初に訪れる庭「ダンバートン・オークス」はイゴール・ストラヴィンスキーがバッハの「ブランデンブルク協奏曲」から楽想を得て、現代の音楽語法を盛り込んで作ったもの。
 2つ目の庭、アーロン・コープランドの「アパラチアの春」は、作曲者の生まれ育ったアメリカの、自然あふれる田舎の景色を描いています。
 3つ目の庭はセルゲイ・プロコフィエフの「古典交響曲」。ロシアにてハイドンのスタイルで書かれました。
 4つ目、最後の庭はエイトル・ヴィラ=ロボスの「シンフォニエッタ 第1番」で、『モーツァルトに捧ぐ』とあるようにモーツァルト風のスタイルの旋律で始まり、さまざまな展開を経て森の叙事詩の歌で幕を閉じます。ヴィラ=ロボスはかつて「私は私の音楽の中で大いなるブラジルの川と海を歌い、私たちの森と私たちの空の熱帯の歓喜を歌うのです」と語っています。
 
皆さんとお会いできるのが楽しみです!
温かく、敬意をこめて。
 
シモーネ・メネセス
 
(訳:三ヶ尻  正)
 
シモーネ・メネセス写真:Daniela Cerasoli
 
 
 
 
 

 

 

            
 
 

 

 
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