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2019「定期」シェフからのメッセージ

 
 
第232回定期演奏会   9月6日(金)
ヌーノ・コエーリョ   (C)Sara Matos
ヌーノ・コエーリョ   (C)Sara Matos
ヌーノ・コエーリョ  (C)Sara Matos

2019年9月6日(金)19時00分開演 

 

大阪交響楽団の友人のみなさんへ
 
 今回、みなさんの美しい町を訪れ、みなさんにお会いし、そして大阪交響楽団の楽員の方々と演奏ができることを、心待ちにしています。
 日本を訪れることは、いつも私の音楽人生における大きなハイライトとなる出来事ですし、今回の定期演奏会でみなさんにお届けするプログラムに期待をふくらませています。
 プログラムの前半は、私自身の幸せな記憶を呼び戻してくれます。まずブラームスの《ハイドンの主題による変奏曲(聖アントニウス変奏曲)》は2017年のカダケス国際指揮者コンクールのファイナルラウンドでカダケス交響楽団と演奏した曲です。それは一週間にわたる濃密な予選と演奏の末にたどり着いたクライマックスで、第一位を獲得できたのは幸せでした。これを機に私の人生は突然大きく変貌し、今日みなさんと一緒に大阪にいられるのもそのお蔭なのです。
 
 指揮の勉強を始める前、私はヴァイオリンを弾いていました。子供の頃に始め、いくつかの青少年オーケストラを経て音楽学校で学び、オーストリアやベルギーでプロのオーケストラとも協演しました。初めてソリストとしてプロ・オーケストラと協演したのはオーストリアのクラーゲンフルト(ブラームスやマーラー、ベルクが夏を過ごしたヴェルターゼー湖のそば)で、曲は、、、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番でした。大変緊張しましたが、高揚感にも助けられて幸いにも曲の最後までたどり着くことができました。
 
 休憩の後には1788年に書かれたモーツァルト最後の交響曲を演奏します。信じられないほどの傑作です。特に有名な最終楽章はソナタ形式(18世紀の標準的な形式)とフーガ(より古い時代の対位法の中でも特に込み入った形式)が見事に融合しています。この楽章のめくるめく旅は最後のコーダでクライマックスを迎え、5つの主題・動機すべての要素が同時に奏でられるのです!
 
 みなさんがこの演奏会で私たちとともに、3世紀にわたる3つの作品を一緒に楽しく探索していただければと願っております。
 
 
ヌーノ・コエーリョ
 
 
 
 

 
                 
            
                                         

 
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