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2018いずみ定期シェフからのメッセージ

 
 
第33回いずみホール定期 演奏会 3月6日(水)
寺岡 清高
寺岡 清高
寺岡 清高

2019年3月6日(水)

昼の部14時30分開演/夜の部19時00分開演

 

「古き佳きウィーンの薫り」と題した今回のいずみ定期は、モーツァルトとシューベルトの音楽を取り上げます。モーツァルトのコンサートアリアは、知る人ぞ知る名曲の山。熊谷綾乃さんのセレクトで、彼女の素晴らしいソロをご堪能下さい。
 さて2004年9月の正指揮者就任演奏会でマーラーの交響曲第1番を指揮してから丸15年、留学以来26年住み着いたウィーンゆかりの作曲家達の作品を取り上げ続けて参りました。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、フックス、J.シュトラウス、ロット、マーラー、ツェムリンスキー、F.シュミット、シェーンベルク、ベルク、シュレーカー、コルンゴルト等々、思えば随分思い切った選曲をして参りました。実は、これまでオーケストラのメンバーも含め公にしたことはありませんが、正指揮者のポジションを頂いた時に、敢えて自分に課したことがあります。それは、主催公演のプログラムは、これまでに一度も公開で振ったことがない曲を取り上げる、というものです。楽団員には単なる迷惑であったと思いますが、「これまでの乏しい経験の範囲で得意な曲を振っても、すぐに行き詰まるだろうから、それならば、せっかくポジションを頂いた機会を最大限活かすべく、これからの自身の道標となるような曲目を取り上げよう」という意図でした。全4交響曲を取り上げたフランツ・シュミットはじめ、同じ日に初演されたツェムリンスキーの「人魚姫」とシェーンベルクの「ペレアスとメリザンド」、近年再評価されているロットやコルンゴルト、はたまたベートーヴェンの弦楽四重奏曲第11番、12番、14番、16番の弦楽合奏版など、今振り返ると思いっきり地味ですが、その実やりたい放題のプログラミングでした。聴衆ならびに楽団員の皆様には、この場を借りてお詫びと心よりの感謝を申し上げます。
 さて15年の歳月は長いようで短く、また短いようで長いものでした。初めて指揮したシューベルトの「グレート」は、2005年3月の第99回定期と東京公演。特に東京公演は今でも心に残る演奏会でした。10年後の2015年に、ようやく「一度も振ったことがない」という縛りが解けたのも、やはり「グレート」。大阪交響楽団の指揮者陣に加わって最後の主催公演で、「3度目の指揮をする初めての曲」が、又しても「グレート」というのも何かの巡り合わせでしょうか。大好きな「グレート」の演奏を、聴衆の皆様と全楽団員に捧げます。長い間、本当に有難うございました。
 
 
常任指揮者 寺岡清高
 
 
寺岡清高写真 Photo 木村 護

 

 
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