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2019シーズンメッセージ

2019シーズンメッセージ

2017-10-26
 2019年4月より大阪交響楽団の正指揮者に就任することになりました太田弦と申します。どうぞよろしくお願い致します。恐らく多くの方には、はじめましてと申し上げるところから始めなくてはならないでしょうから、この場をお借りして簡単に自己紹介をさせて下さい。 私は北海道札幌市に生まれ18年間を過ごしました。 ピアノとチェロの勉強もしていましたが、どちらかといいますとサッカーばかりしている子供でした。その後、中学生の頃に尾高忠明先生と高関健先生に憧れて指揮者を志し、東京藝術大学に進学、お二人のもとで大学院も含めて6年間学びました。 そして大変幸運なことに大学4年次に第17回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で2位を頂き、それ以来指揮者として活動しております。 大阪交響楽団とは大学院在学中の2017年から共演を続けて来ており、演奏会の度に幸せな経験をさせて頂いておりました。 素直に申し上げますとこのお話を頂いた時、とても嬉しく感じると同時に、就任時25歳になったばかりの自分に、どれだけの事が出来るだろうかと不安も感じていました。 しかし、いざ始まりが近づいてみますと、素晴らしい柔軟性と高いポテンシャルを持ったこのオーケストラと、これから更に多くの共演の機会を持てるということに大きな喜びを感じています。
 尊敬する外山雄三先生のもと、一つ一つの演奏会を 大切に、オーケストラとともに良い演奏を目指してまいります。 また、若いということをポジティブに捉えて、何か新しいことにも挑戦していければと考えています。 会場で皆様にお会い出来ますのを楽しみにしております。

大阪交響楽団 正指揮者
太田 弦
 
【Profile】
1994年北海道札幌市に生まれる。幼少の頃より、チェロ、ピアノを学ぶ。 東京芸術大学音楽学部指揮科を首席で卒業。学内にて安宅賞、同声会賞、 若杉弘メモリアル基金賞を受賞。同大学院音楽研究科指揮専攻修士課程を卒業。 2015年、第17回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で2位ならびに聴衆賞を受賞。 指揮を尾高忠明、高関健の両氏、作曲を二橋潤一氏に師事。 山田和樹、パーヴォ・ヤルヴィ、ダグラス・ボストック、ペーター・チャバ、ジョルト・ナジ、ラスロ・ティハニの各氏のレッスンを受講する。 これまでに読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、群馬交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団などを指揮、今後さらなる活躍が期待される若手指揮者筆頭。
 
太田弦写真:(C)ai ueda
 
 
 
公益社団法人大阪交響楽団
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北花田口町3-1-15 東洋ビル4F
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FAX:072-226-5544
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