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楽団・指揮者陣

 
 
常任指揮者 山下 一史

ごあいさつ
 
 以前から大阪交響楽団の定期演奏会のプログラムを大きな興味を持って見て来ました。音楽監督や指揮者陣のカラーが色濃く反映され、尚且つなかなか実演では聴けないような作品も多く、オーケストラのレパートリーも飛躍的に広がったのではないでしょうか。
 私はその様にして拡大して来たレパートリーを見渡して、既にレパートリーとなっている素晴らしい作品と今一度オーケストラと共に向き合い、理解を深めていくことによって、共に成熟していきたいと思っています。
 5月の就任記念の定期演奏会では、R.シュトラウスの作品を2曲取り上げます。
 「英雄の生涯」は、シュトラウスの交響詩の集大成ともいえる名曲です。それを敢えて就任記念の演奏会で取り上げることによって、我々の「意気込み」を聴き取っていただきたいと思います。大阪交響楽団はこれからの3年間で、ミュージックパートナーでオペラの経験も豊富な柴田真郁さんと、首席客演指揮者でドイツの歌劇場の音楽総監督の経験もお持ちの髙橋直史さんと共に「歌心」を追求していこうと思っています。その流れの中で私は「4つの最後の歌」を選びました。シュトラウス最晩年のこの作品は、大編成のオーケストレーションにも拘らず、とても室内楽的な作品です。石橋栄実さんのホールに染み渡るような美しい声とのアンサンブルにご期待ください。
 R.シュトラウスの作品は、交響詩を中心にこれからも継続的に取り上げてまいります。
 もう1回の定期演奏会では、シューマンとメンデルスゾーンを取り上げます。ほぼ同時期に生きたドイツロマン派の巨頭2人ですが、その個性は驚くほど異なっていて、それが音楽的表現に繋がっています。その両者の魅力は並べて聴くことによってより顕著となると思います。ソリストにはドイツロマン派の表現者として私が最も信頼する河村尚子さんをお迎えします。
 名曲コンサートは、私の音楽的盟友ともいえる須川展也氏を迎えて、トルヴェール・クヮルテットの35周年をお祝いする華やかなコンサートです。
 どうぞお楽しみに!
 
大阪交響楽団
常任指揮者
山下一史
(2022年4月就任)
 
 
<プロフィール>
山下一史 Kazufumi Yamashita, Conductor

1984年桐朋学園大学を卒業後、ベルリン芸術大学に留学、1986年ニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで優勝。
1985年12月からカラヤンの亡くなるまで彼のアシスタントを務めた。その後ルシンボリ交響楽団首席客演指揮者を務めた。日本国内では1988年NHK交響楽団を指揮してデビュー、オーケストラ・アンサンブル金沢プリンシパル・ゲスト・コンダクター、九州交響楽団常任指揮者を歴任。また、大阪音大ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団常任指揮者を務め、新国立劇場での松村禎三《沈黙》公演は、東京の音楽界にも衝撃を与えた。現在同団名誉指揮者。
2006年4月からは仙台フィルハーモニー管弦楽団より指揮者として迎えられ、CD制作など積極的な活動を展開、2009年4月から2012年3月まで同団の正指揮者。現在、オペラ、オーケストラの両面において着実な成果を積み上げている指揮者として、ますます注目を浴びている。
千葉交響楽団音楽監督、東京藝術大学音楽学部指揮科教授。2002年4月より愛知室内オーケストラ音楽監督に就任。
 
山下一史写真(C)ai ueda
 
 
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