“ドイツ・ヴァイオリン協奏曲の系譜”
2018年9月29日(土)
昼の部13時30分開演/夜の部17時00分開演
大阪交響楽団のファンの皆様へ
はじめまして、原田慶太楼と申します。
9月の大阪交響楽団とのデビュー、本当に楽しみにしています。
今回は、人生で一度しか経験のできないようなプログラムを用意しました。
《1回のコンサートでヴァイオリン協奏曲4曲!》
それだけではありません。このコンサートを1日で2回演奏します。
《9月29日はヴァイオリン協奏曲8曲!》
ソリストは一人。歌うヴァイオリンと称される、大谷康子さんです。
まずはイタリアバロックの巨匠、ヴィヴァルディ作曲「調和の霊感」。1711年アムステルダムで出版された協奏曲全12曲の中から第6番を演奏します。
その次にドイツが誇るロマン派音楽の作曲家メンデルスゾーンとブルッフを。メンデルスゾーンの協奏曲は1844年、ブルッフの協奏曲は1866年に作曲されました。この二つの協奏曲は世界で最も愛され、最も演奏されている協奏曲です。
最後に、一度聴いたら忘れられないメロディーがぎっしり詰まっている「ツィゴイネルワイゼン」。作曲家でありヴァイオリニストであったサラサーテが1878年に作曲。サラサーテ自身が1904年に録音してから沢山のヴァイオリニストが録音をしています。大谷さんは、「ツィゴイネルワイゼン」を、既に3,000回以上も演奏されていますので、本当に楽しみです。
9月29日は1公演だけではなく、是非2公演両方ともお越し下さい。
そして一緒にこのヴァイオリンの歴史の旅を楽しみましょう!
原田 慶太楼
原田慶太楼写真:(C)Hiroyuki Nagatake