大阪交響楽団 2017年度定期演奏会 シェフからのメッセージ

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2017「定期」シェフからのメッセージ

 
 
第212回定期演奏会   9月21日(木)
ダニエーレ・アジマン
ダニエーレ・アジマン
ダニエーレ・アジマン

2017年9月21日(木)19時00分開演

 

大阪交響楽団の友人の皆さんへ
 
 大阪を再び訪れ、大阪交響楽団の卓越したプロフェッショナルの皆さん、大きな合唱団、そして関西二期会のソリストの方々とともにヴェルディ《レクイエム》を演奏できることに、大きな喜びと責任を感じております。
 
 「大きな喜びと責任」と書きましたが、一方の「喜び」とはもちろん大阪交響楽団の楽員という、確固たる実績のある奏者であり素晴らしい音楽家である皆さんと新たに音楽ができることです。他方「責任」は、今回楽団の芸術・運営双方の部門の方々と私自身とで選んだ、ヴェルディの壮麗なる傑作《レクイエム》という作品そのものに由来します。
 
 世界各地の音楽家を前にヴェルディのこの作品を指揮する機会があるたびにいつも私は感じるのですが、これほど心を動かす音楽を演奏する難しさは、ただ単にオーケストラ、合唱、ソリストを束ねなければならないことだけではなく、何よりも一つの「旅」としてのコンサートを作り上げなくてはならない、というところにあります。悲しむこと、信じること、希望、そして深い意味での生と死…日本と同じようにイタリアでも世界のどこでも、人であれば少なくとも人生で一度は直面しなくてはならないこうした問題の数々をめぐる「旅」なのです。
 
 私たちの存在そのものに関わるこのような深い問題を共有すること ― ヴェルディ《レクイエム》の演奏に携わる音楽家すべてはそこを目指さなければなりません。各パートで出来うる最善の演奏をするだけではなく、人々の目の前で執り行われる、いわば「祭礼」に加わらねばならないのです。それもまさにその祭礼に自ら加わろうとする人々の目の前で。
 
 そしてジュゼッペ・ヴェルディは彼自身の音楽によって、この素晴らしい、感動的な、心を掻き立てる私たちの「旅」を推し進めてくれるでしょう。そして一人々々がそれぞれに正しい答えを見つけられるよう導いてくれるでしょう。
 
 ヴェルディ《レクイエム》の公演で皆さんをお待ちしております。
 
 
 
 ダニエーレ・アジマン
 
 
 
  ダニエーレ・アジマン写真 (C)luigi angelucci
 

 

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