大阪交響楽団 2015年度 シェフからのメッセージ

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2015年度 シェフからのメッセージ

 
 
第198回定期演奏会   12月17日(木)
寺岡 清高 (C)飯島隆
寺岡 清高 (C)飯島隆
寺岡 清高 (C)飯島隆

 

≪自然・人生・愛~マーラーとそのライヴァルたち④≫

2015年12月17日(木)19時00分開演

 

 シリーズ《自然・人生・愛~マーラーとそのライヴァルたち》。「マーラー、マーラー言いながら、いっこもマーラーやれへんやん」とお嘆き?の皆さま、最終回にやっとマーラーの登場です。とはいえそこは大阪交響楽団と私のコンビです。ご覧のような捻ったプログラムとなりました。
  以前我々が採り上げたベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲は、「第12番」「第14番」「第16番」の3曲でしたが、今回は中期最後の傑作「第11番」を、マーラーが弦楽合奏用に編曲したものを演奏します。編曲といっても実質は、コントラバスにチェロパートのどこを一緒に弾かせるかという選択だけなのですが、この緊密で凝縮された曲の持ち味を最大限引き出すために、マーラーは実に潔くコントラバスの使用を限定しています。マーラーがなぜ、全部で16曲あるベートーヴェンの弦楽四重奏曲の中から編曲用にこの「第11番」を選んだのか。ザ・シンフォニーホールの音響の中で、ぜひ皆様ご自身のお答えを得て頂ければと思います。
  そして休憩のあとはマーラーの交響曲「もどき」。バラバラの交響楽章を4曲並べてお聴き頂きます。交響曲第2番「復活」の第1楽章の前身である交響詩「葬礼」、交響詩「巨人」の第2楽章である「花の章」、交響曲第3番第2楽章を小編成用にブリテンが編曲した「野の花々が私に語ること」、そして遺作の交響曲第10番第1楽章。成り立ちの違う、一見互いに関連のない4曲ですが、実はマーラーには珍しく、三管編成以内に収まるように書かれています。共通の器で聴き較べてみることで、前回のドヴォルザークの交響詩全5曲の時のように、皆様にも我々にもきっと様々な発見があることでしょう。私にとって最も思い入れの深い作曲家マーラーの、新たな面をお楽しみ頂ける演奏会になることを願っています。
  

                    大阪交響楽団 常任指揮者
                    寺岡清高
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